【文章ばっかりのスライド対策】どこを説明しているかを明確にする
今回の概要
スライドの中に文章がたくさんになってしまう場面での解決策
場面設定
- 部下がスライドを作り、アドバイスを求められた
- 部下は、スライドを使って部内で発表をする
- 部下は、スライドの左側に引用している文章をそのまま載せたい
- 部下は、スライドの右側に自分の考えを記載したい(その内容は間違ってはいなかった)
- 部下は、言及したいことが3点ある
- 部下は、文章理解が速い人と遅い人がいるので、3つを順番に表示するのではなく、1つのスライドにすべて表示したい
- 上司であるあなたは、部下を尊重したい
- 上司であるあなたは、時間がない
部下の提示したスライド
対策
1スライドに1メッセージが基本だとか、今のままだと内容としては間違っていなくても説明するのに適したスライドになっていないだとか、細かい指導をする時間はない。
部下の考えもできる限り尊重したい。
しかし、一番の問題は、途中で部下の説明についてこれなくなる人が出てくることが容易に想像がつく。そこだけは改善したい。
よって、今回は出来る限り少ない変更で、部下も発表しやすく、聞いている人も理解しやすい改善をする。
対策後のスライド
▲スライド1
▲スライド2
▲スライド3
スライドの説明
部下が作った1枚のスライドは3つの言いたいことがあったので、コピーして3枚にしてもらった。
そして、他2つの考察は文字の色を薄くすることで、今は説明していない記載であることを一目瞭然にした。
また、引用情報の3つマーカーのどれの話かが分かるように、イラストを追加している。
このようなイラストは、文字だけのスライドに比べて、聴衆を飽きさせないことに貢献する。
このイラストは、元画像では左側に人差し指を向けている。右向きとイラストと左向きのイラストを両方管理するのではなく、パワーポイント上で左右反転させる。そうすることで、管理するイラストを半減できる。
今回使用したイラスト素材
1:指で横方向を指示している男性(上半身)