【上司の無茶振り対策①】課題山積なのに今後のスケジュールを強く求められる
今回の概要
課題山積でスケジュールが明確にできないのに、今後のスケジュールを強く求められる場合の対策
場面設定
- 上司から担当しているプロジェクトの今後のスケジュール提示を強く求めてられている
- 課題が山積みで不確定要素が多く、現在の情報でスケジュールを提示しても、すぐにリスケジュールになってしまい本質的な解決はできない
- 課題があることはその都度、上司に共有しており、すぐにどうこうできる問題ではないことは上司も理解している
- 上司は、課題解決の方法を自分では全く検討する気はない
- 上司自身も上から本プロジェクトの進め方を明確にするように指示されているらしく、それを部下に強い口調で丸投げすることが仕事だと勘違いしているタイプ
- ただし、上司の理解力はそこそこあり、理解したことを関係者に分かりやすく伝える能力は持っている（なので、昇進した）
対策
上司がややクソだというのはありますが、他人を変えることはできないので、そこは放置します。（もっとクソな上司をお持ちの方も多いと思いますが……）
中途半端なスケジュールを出すと、そこからズレた場合に、面倒くさくなることが容易に想像がつくので、それはしません。
そこで、まずはどうしたらスケジュールが明確にできるかを考えて、スケジュールを少しでも明確にするために必要な取り組みをリストアップします。
そして、各取り組みにかかる期間を見積り、スケジュールが明確になる見込み時期を提示できるようにします。
つまり、スケジュールができるまでのスケジュールを出す、みたいな感じですね。
説明スライドのイメージ
▲スライド１
▲スライド２
説明スライドの解説
スライド１では、課題を簡潔に列挙し、現在はスケジュールが立てられないことを示しています。
スライド２では、スケジュールを明確にするために必要な取り組みおよび期間を提示します。
今回のケースでは、課題の内容や進め方が良いか悪いかより、スケジュールが気になっている上司ですから、スライド２の一番下の部分だけで満足する可能性もあります。
当然ですが、今回の対策を行っても上司が納得しないケースは多分に予想されます。選択肢の１つとして見ていただき、ご自身の責任で行動ください。
今回使用したイラスト素材
７：嬉しいことがあり、ガッツポーズをする男性
８：先が見通せず、辺りを探っている男性
